work shop

work shop 1 - ecole de Didenheim France Oct.2006 -

print手で紙をちぎる
printプリント準備
print版を置く
printプリント
printプリント
printプリント
printプリント
finプリントの完成
student参加者

フランス Didenheim

小学生低学年 class CE1 担当教諭 Valerie Rihn

- オリジナルT-シャツ制作行程 -
Step 1.
A4の紙をちぎり真ん中を丸く、くり抜く。
Step 2.
好きな色を選ぶ。
Step 3.
スクリーン枠とスキージを使って各自T-シャツに丸い形をプリントする。
Step 4.
T-シャツをドライヤーで乾燥させ、色落ちを防ぐためアイロンで固着。
Step 5.
T-シャツに油性マジックを使って自由に動物の絵を描く。

参加した生徒は昨年、日本語を教えた小学生3、4年生である。 初めてシルクスクリーンでスキー時を使いこなすのは大人でも難しいので、こども達と一緒にプリントすることにした。版を押さえないとプリントがずれてしまうのでこども達が自然と加わり手伝ってくれた。一つとして同じ丸いかたちがなく自由な円が出来上がった。色は赤、青、黄、緑と4色を上手に使っている。シルクスクリーンでプリントした円にフリーハンドで描いた動物達。面白く可愛いユニークな一人一人の思いがけない楽しいT-シャツが出来上がった。いつも着ている洗濯した愛着のあるT-シャツ、新しいT-シャツに動物のモチーフが加わり華やかさがまし本人達も満足げに嬉しそうであった。
ワークショップをやって経験したことは、自分だけの不思議な世界に入り込んで楽しく自由に描きたいもの、その時にしか描けないもの、ハサミではなく自分の手を使い紙をちぎった線の柔らかさ、暖かい手のぬくもり等、無邪気に描いて出来たものに喜ぶ素直な感性が感じられ、このこども達の笑顔は自然と心地よかった。
次の日、皆がT-シャツを着て来ることになり再来校。こども達と記念撮影と日本語の授業を行った。無邪気で素直さが伝わってくる国境を越えた楽しいDidenheimのこども達とのふれあいであった。ご協力して下さったクリスチャーヌさん、ヴァレリッヒ先生、ジョエル先生、学校の皆さん、こども達に心から感謝とお礼を申し上げます。

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work shop 1 (Denmark)ステンシル Jun.2006

ステンシルステンシルの説明
ステンシルステンシルの説明
ステンシル型を彫る
ステンシル型を彫る
ステンシル型を彫る
ステンシル刷込み
ステンシル刷込み
ステンシル刷込み
ステンシル授業風景
ステンシル授業風景
ステンシル授業風景
ステンシル授業風景
ステンシル授業風景
ステンシル授業風景
ステンシル授業風景

デンマーク Gjethuset スペース

大人対象

- オリジナルグッズ制作行程 -
Step 1.
合成紙(stencil paper)に鉛筆を使って自由にデザインを描く。
:デザインは出来るだけ明快にする。大きな柄はやりにくいので小花柄などがよい。
Step 2.
合成紙に描いたデザインをカッターで切り抜く。
Step 3.
染める布を固定し型紙も固定する。
Step 4.
顔料の基本色(赤、青、黄、茶、黒)を混ぜて好きな色を作る。
Step 5.
刷り込み刷毛に始め顔料を多く含ませ刷り込む前に余分な顔料を取り除き、切り抜いたデザインの外側から 毛先を軽く当て回しながらゆっくり刷り込んでゆく。
Step 6.
顔料が乾いたら、アイロンで固着する。
Step 7.
オリジナルグッズの出来上がり、終了。

本来は渋紙を使用しますが近年、職人(生産者)が減っており現在では強度のある合成紙が一般に使われている傾向にある。

渋紙・・・・・・・・手透きの和紙を柿渋で貼り合わせた型紙

刷り込み刷毛・・・・鹿毛で出来ている刷毛

Gjethusetの会場で開催された大人対象のステンシルのワークショップは、たくさんの参加者で華やぎ中にはプロのデザイナーもいた。 合成紙のカッティングも上手く、各人自由で面白いデザインを描いていた。 刷り込み刷毛の使い方もなかなかで、皆さん本当に熱心であった。 自分の創りたい物が明解でしっかりと染めていた。日本の江戸時代の型紙を持参し、皆さんに職人が彫った見事な型紙を観ていただいた。 日本独自の刷り込み技法や型紙、刷毛などに非常に興味を持ちいろんな質問が飛び交い楽しいワークショップであった。 自分だけのオリジナルグッズを創る楽しさやいろんな素材に彫った型紙を使い染めてほしいと思った。

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work shop 2 - elementary school in Denmark Jun.2006 -

シルクスクリーン手で紙をちぎる
シルクスクリーンプリント
シルクスクリーンプリント
シルクスクリーンプリント
シルクスクリーンプリント
シルクスクリーンプリント
シルクスクリーンプリント
シルクスクリーンプリント
シルクスクリーンプリント
シルクスクリーン教室
シルクスクリーン教室
完成完成

デンマーク小学校

小学校6年生を対象

- オリジナルグッズ(バンダナ)制作行程 -
Step 1.
A4の紙を手でちぎり形をくり抜く。
Step 2.
好きな色を選ぶ。
Step 3.
スクリーン枠とスキージを使って各自布に丸い形をプリントする。
Step 4.
布をドライヤーで乾燥させ、色落ちを防ぐためアイロンで固着。
Step 5.
布に油性マジックを使って自由に動物の絵を描く。
Step 6.
オリジナルバンダナの完成!!

参加したのは小学校6年生である。 高学年ともなると低学年とは違い紙を手でちぎるのも考えながら細かく形を意識しちぎり抜いていた。 丸の形もあれば動物だけではなくいろんな形が出来上がった。 皆、自分の世界に入っていた。ちぎった形の紙をシルクスクリーンの枠に貼付けてプリントした子もいた。 フランスの小学校3、4年生に比べデンマークは高学年の6年生、大人びていてはいるものの無邪気で素直で 明るい笑顔は同じであった。スクリーンプリントとハンドプリントの融合により面白い布創りを体験し、布の持つ 特性を感じてもらうと同時に楽しんでもらう事を試みた。終了後の子供たちの嬉しそうな笑顔が印象に残った。 当初予定していたT-シャツが布になってしまい身にまとう体験が出来なかったのが少々残念であった。
初めてのデンマークでのワークショップ、ご協力して下さった小学校の諸先生方、アーティストの高田有子さん、 A Gallery のハンショアン氏、アレーン氏、そして子供たちに心から感謝を申し上げる次第である。

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